偕行社の経緯

偕行社は、明治10年、陸軍将校の親和・団結を目的として設立され(西南戦争の半年前)、将校団の育成に多大の貢献をしてきましたが、終戦と同時に廃止になりました。昭和26年に復活し、32年に「財団法人 偕行社」となり、陸軍将校であった者及び陸軍士官学校等の在校中に終戦を迎えた者を正会員として各期毎の同期生会のバラエティに富んだ自主的な運営の結合体として遺族援護や英霊の慰霊・顕彰等を重点に活動を行ってきました。
しかし、会員の高齢化が進み、会の将来を考察した時、「国を守る崇高な使命に身を投じた」共通の志を有する幹部自衛官に将来を託す決定を行い、平成13年12月施行規則を改訂して「幹部自衛官であった者」を正会員に加え新たな時代を迎えました。
また、平成19年には、防衛省と厚生労働省の共同所管の財団法人となり、平成23年2月1日をもって公益財団法人「偕行社」として認定されました。 現在の会員数は、正会員と家族会員(正会員であった者の遺族)を合わせ約3,200名ですが、その内元幹部自衛官の会員数は約2,300名で、会の運営の多くの分野を元幹部自衛官が担当しています。
 

                                                    

                                                                                  

                           

inserted by FC2 system